リイウムイオンバッテリーの耐久性はどの位?
電気自動車で心配なのが高額なリチウムイオンバッテリーの耐久性だと思います。
はっきりとした耐久性は表記されていませんが
メルセデスベンツがS550のプラグインハイブリットを出したとき
メーカー保証を7年で販売しました。
今回のEQC/EQA/EQBに関してはEQケアで新車登録から5年間、
または100,000kmのいずれか先に達するまでの保証が
一般保証とメンテナンス保証/24時間ツーリングサポートが無償となっています。
高額なリチウムイオンバッテリーは、
新車登録から8年間、または走行距離が160,000kmの
いずれか先に達するまで特別保証が適用されるのです。
つまり、8年間か160,000kmは高額な修理費用が掛からないので安心です。
出先の充電は登録から1年間Mercedes me Chargeのカードで無料で充電できます。
2年目以降は有料で継続契約が出来ます。
但し、特別保証期間が終わった後が心配だと思います。
使用方法、使用状況、保管状況、などにより寿命が変わることで
正確に明示できないですが、実際の市場使用が今後増える事で傾向が解ると思います。
リチウムイオンバッテリーが劣化する原因は何でしょうか
リチウムイオンバッテリーの劣化になる原因が大きく2つありますが、
保存劣化と呼ばれ自然現象に左右されます
保存劣化は車両の運転時や停止時間にもリチウムイオンバッテリーの劣化が発生します。
保存劣化には、主に2つの要因の影響を受けます。
◇温度による劣化
リチウムイオンバッテリーは温度が高くなればなるほど劣化が進みます。
具体的には、走行使用時に発生しますが、自然劣化ですので
余り気にする事は、必要ないと思います。
◇充電状態 SOC(State of Charge)
充電量が多く外部電源から常に100%まで充電されている場合劣化が早く進みます。
このケースは、使用者が知識を持てば防ぐことができます。
リチウムイオンバッテリー使用時の注意事項
リチウムイオンバッテリーが長時間にわたり高いSOCで長い停止状態にあると、
保存劣化が低いSOC時によりも顕著に現れます。
そのため注意する事は、あまり使用する時間が短い場合
毎日充電する事をしないだけでも劣化の予防となります。
SOCはリチウムイオンバッテリーの保存劣化させる為
充電が長時間になる場合には注意が必要です。
出来れば60%から70%位で充電を終わらせる方が
劣化が進みずらいのです。
リチウムイオンバッテリーのサイクル劣化
リチウムイオンバッテリーを使用してモーターを動かす場合、
100%に近い充電量から電池を消費して走行しますが、
100%近く充電された場合、サイクルと言っていカウントされている場合があります。
スマートekのメーカー説明にカウントしていると説明されていましたが、
今回のEQC/EQA/EQBもカントされているかは不明です。
リチウムイオンバッテリーの劣化をさせない事は、バッテリーを
100%と近く充電する事の為、バッテリーを休ませることが必要です。
まとめ
①リチウムイオンバッテリーの耐久性はまだ解りませんが、
電池の走行をしたからと言って、すぐに充電する必要はありません。
②放電後にリチウムイオンバッテリーをすぐ充電するとバッテリーは休む時間がありません。
休止時間は、リチウムイオンバッテリーにとって大きな意味があります。
休止時間の間にバッテリーセル内の化学反応が減少する為、耐用年数が伸びます。
休止のプロセスですが、1週間に1度リチウムイオンバッテリーを休ませるため
一晩休ませてあげることです。
その後充電を実施してあげることで耐用年数が短くなる事を予防してください。
③Mercedes me Chargeが年間無料ですので、自宅で充電するのではなく
出先の急速充電器を利用すれは、コストがかかりません。
リチウムイオンバッテリーに付いては、ネットで調べた資料をまとめたものです。
ですので、あくまでも参考として頂ければと思います。